2026/06/16 09:00
6月13日、梅雨の晴れ間に恵まれたこの日。
歴史と花を愛する私としては、この時期に見逃せないイベント「文京あじさい祭」へと足を運んできました。
天気は快晴!……なのですが、湿度は高めで、歩いているだけでじわりと汗が滲むような一日でした。
白山神社への道のり
会場となる白山神社へは、本駒込駅から徒歩で5分ほど。
通りから一本、参道へと曲がった瞬間、そこには多くの人で賑わうお祭りの光景が広がっていました。
歴史の息吹を感じる「白山神社」
今回訪れた白山神社は、単なるあじさいの名所というだけではなく、非常に長い歴史を持つ古社です。
その創建は古く、天暦年間(947年~957年)に遡ると伝えられ、天暦二年に加賀国(現・石川県)から勧請された歴史ある神社です。
その後、五代将軍・徳川綱吉がその職につく前に、屋敷の造営のために現在の場所に移りました。
現在では、縁結びと歯痛止めのご利益で知られとして地域の人々に親しまれており、「東京十社」の一つとして数えられています。
境内には、都心の喧騒を忘れさせるような厳かな空気が漂い、幾世代にもわたって守り継がれてきた歴史の重みを感じることができます。
あじさいの繊細な彩りと、神社が持つ悠久の時間が調和する空間。まさに、歴史と花を愛する私にとって、初夏の大切な聖地と言えるでしょう。
あじさいの小路を抜けて
普段は静かな境内も、今日はあじさいの彩りと祭りの熱気で華やいでいます。
境内の一角では、地域のダンススクールの子供たちが練習の成果をお披露目中。
キレのあるダンスを披露する姿に、思わず足を止めて拍手を送りました。
境内には所狭しと出店が並び、香ばしい匂いが漂ってきます。
冷えたビールが……と一瞬誘惑に駆られましたが、今日の目的は「あじさい」。
ぐっと我慢して、カメラを構えます。
人の列に習い、白山神社からお隣の白山公園へと向かいました。
本来なら歩いて1~2分の距離ですが、あじさいの美しさに足を止め、人混みを避けながらの散策は、むしろ贅沢な時間。
公園内は大変な盛況ぶりで、中でも撮影スポットには長蛇の列が。
こればかりは「おじさんの忍耐力」をもってしても今回は断念……。
人の波を避けつつ、自分なりのアングルを探すのもまた一興です。
マナーと「花を愛でる心」
再び神社へ戻る途中、少し残念な光景を目にしました。
許可されていないエリアへの侵入です。
「立入禁止」と明記されていない場所でも、日本の様式美や景観を考えれば自ずとわかるはずなのですが……。
声をかけてみると、どうやら外国人観光客の方でした。
言葉の壁はあるものの、こちらの意図を理解してくださり、すぐに出てきてくれました。とりあえずは一件落着です。
ただ、中には綺麗な写真を撮りたいあまり、花を傷めてしまう方もいらっしゃるようで……。
自然の美しさは、適切な距離感とマナーがあってこそ楽しめるもの。
汗だくになりながらも、そんなことを改めて感じさせられた一日でした。
皆さんも、この時期ならではの景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後に、最初から混雑がわかっている場所での心構え!
1.
機材は「機動力」を最優先に : 三脚や一脚、自撮り棒は通行の妨げや事故の原因になるため、原則使用禁止の場所が多いです。手持ち撮影が前提となるため、カメラは手ブレ補正機能が強力なものを選び、レンズはあれこれ持ち歩かず、ズームレンズ一本に絞るのが理想です。レンズ交換は人混みではトラブルの元なので避けましょう。
2. 「譲り合い」のポジション取り : 撮影スポットでは「撮り終わったらすぐに場所を空ける」のが鉄則です。粘りすぎず、あらかじめ狙う画角をイメージしておき、短時間で撮影を済ませます。また、常に周囲の通行人に目を配り、撮影に没頭して立ち止まり続けないよう、「撮る時は止まる、移動時は速やかに」というメリハリを意識します。
3. マナーが作品の品格を決める : 花や展示物に極端に近づかないのはもちろん、他人の映り込みにも十分配慮します。もし場所を譲り合う際は、笑顔で一言声をかけるだけでトラブルは激減します。技術よりも「周囲と調和する撮影」を意識することで、結果的に自分自身も心穏やかにイベントを楽しむことができます。
![おもいで写真デジタイズ [オモデジ]](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/logo/507eb1ee825a2c0a32054c769d85f087.png)
![おもいで写真デジタイズ [オモデジ]](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/shop_front/omodeji-theshop-jp/2d9581d8530aab6329f0b6bdd94e2bdd.png)