2025/01/14 09:00


 

 


 

写真は、かけがえのない思い出を形に残す大切なものです。

 

しかし、誤った取り扱いによって写真が傷ついたり、データが失われたりすることも少なくありません。

 

この記事では、写真やデータを安全に保つための具体的な取り扱い方法をご紹介します。

 

初心者でも簡単に実践できるポイントを押さえて、思い出を長く大切に保存しましょう。

 

 

 

1. プリント写真の取り扱い方

 

 

1)手袋を使う

 

プリント写真を直接触ると、指紋や油分が付着して写真が劣化する原因になります。写真を扱う際は、必ず綿やポリエステル製の手袋を使用しましょう。

 

 

2)水分や湿気に注意する

 

プリント写真の一番の「敵」は湿気・湿度です。カビの原因になり、写真の画像を変質させ色褪せや変色の原因にもなります。

 

 

3)酸性のないアルバムを選ぶ

 

アルバムに使用されている紙や接着剤は酸性の場合があり、写真を傷める可能性があります。

 

保存には「アシッドフリー」と記載されたアルバムを選ぶことをおすすめします。

 

※アシッドフリーとは、酸を含んでいないという意味です。あるいは酸がメーカーなどが設定する基準値以下である、ということを意味する場合もあります。

 

 

 

2. デジタル写真データの保存方法

 

 

1)定期的なバックアップ

 

デジタル写真はパソコンのハードディスクやSDカードに保存されることが多いですが、これらの媒体は故障や劣化のリスクがあります。

 

外付けハードディスクやクラウドストレージに定期的にバックアップを取る習慣をつけましょう。

 

とにかく、2箇所以上に保存することがとても大切です。

 

少なくとも数年に1回は新しいハードディスクなどの媒体にコピーして保存しましょう。

 

 

2)クラウドストレージの活用

 

GoogleフォトやiCloudDropboxなどのクラウドサービスを利用すれば、データをインターネット上に安全に保管できます。

 

万が一、パソコンやスマートフォンが故障しても、大切な写真を復元することが可能です。

 

 

 

3. 湿気や直射日光から守る

 

 

1)写真の保管環境を整える

 

湿気や直射日光は、プリント写真やフィルムの劣化を招きます。

 

写真は風通しの良い乾燥した場所に保管し、紫外線を遮る専用のボックスやケースに入れると良いでしょう。

 

除湿剤や乾燥剤も活用し、可能な限り湿度を下げる工夫が有効です。

 

費用はかかりますが、空調管理がされたトランクルームを使用することもおススメです。

 

 

 

4. 写真の劣化を防ぐ

 

 

1)保護フィルムやケースの利用

 

写真を保護するために、専用のフィルムやケースを利用することも効果的です。

 

ラミネートフィルムは簡単に手で貼ることができるものが市販されており、これにより、ホコリや汚れから写真の画像面を守ることができます。

 

空気中の酸素も、写真を劣化させる要因の一つです。

 

アルバムで保管するときも、可能な限り酸素に触れないようにフィルムで保護するものがおすすめです。

 

 

 

5. データ形式の選び方

 

 

1JPEGRAWの違い

 

デジタル写真を保存する際には、JPEG形式が一般的ですが、RAW形式はより多くの情報を保持できるため、後から編集する場合に便利です。

 

ただし、RAWはファイルサイズが大きいため、保存容量に注意が必要です。

 

RAW ファイルは、主にデジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラに採用されていますが、iPhoneの一部の機種や、Google Pixel など一部の Android スマホでも採用されています。

 

 

2)将来を見据えた保存形式

 

長期保存を考える場合、互換性の高い形式を選ぶことが重要です。

 

JPEGTIFFなど、広く利用されている形式を選びましょう。

 

 

 

6. 写真整理のコツ

 

 

1)日付やテーマごとの分類

 

写真が増えると、後で見返す際にどこに何があるか分からなくなります。日付やテーマごとにフォルダを分けると、効率的に整理できます。

2)アプリやツールを活用

 

写真整理用のアプリやツールを使えば、自動的に分類やタグ付けをしてくれるので便利です。

 

例えば、GoogleフォトやAppleの「写真」アプリなどが挙げられます。

 

 

 

7. トラブル時の対処法

 

 

1)写真の復元サービス

 

万が一、写真が破損してしまった場合は、専門の復元サービス業者がありますので利用しましょう。古い写真の修復やデジタル化も可能です。

 

 

2)データ復旧ソフト

 

デジタルデータが消失した場合は、データ復旧ソフトを試してみましょう。

 

有名なソフトには「Recuva」や「EaseUS Data Recovery」などがあります。

 

 

 

まとめ

 

 

写真やデータの取り扱いに少し気を配るだけで、大切な思い出を長く守ることができます。

 

今回ご紹介した方法をぜひ実践してみてください。

 

 

思い出を長く守るためには、写真のデジタル化が必要です。

 

わたしたち「おもいで写真デジタイズ」を是非ご利用ください。

 

さらに詳しい情報やデジタル化サービスについて興味がある方は、ぜひお気軽にお問合せください!