2024/11/12 09:00
「家族の日」をご存知でしょうか。
こどもや家庭を社会全体で支える大切さなどについて理解を深めてもらうため、内閣府が2007年(平成19)年度から、11月第3日曜日を「家族の日」、その前後各1週間を「家族の週間」と定めました。
今年2024年は11月17日が家族の日です。
2023年(令和5)年4月1日のこども家庭庁の発足後は、同庁においてこの期間を中心として広報、啓発を行っています。
過去には「こどもまんなか『家族の日』写真コンクール」という、こどもが主役の写真や、子育て家族の絆、子育てを応援する地域の絆などをテーマにした写真のコンテストも行われました。
家族は、写真の被写体として最も身近なものの一つです。
また、家族の日は、家族との結びつきを深め、思い出を作る絶好の機会です。
今年の家族の日は、写真をテーマにして特別な時間を過ごしてみませんか?
ここでは、写真を活用して家族の日を楽しむ3つのアイディアをご紹介します。
【写真を題材とした3つのアイディア】
1. フォトウォークを楽しむ
フォトウォークとは、文字通りカメラを持って写真を撮りながら散歩や散策を楽しむことです。
自然の美しさや地元の名所をカメラで切り取るフォトウォークは、家族全員で楽しめるアクティビティです。
お気に入りの公園や景色の良い場所を選び、家族で一緒に歩きながら、思い思いの視点で写真を撮りましょう。
こどもでも大人でも参加でき、家族の個性があふれるユニークな写真がたくさん残ります。
こどもの視点に驚いたり、気づかされることがあるかもしれません。
この時期の秋の気候も、散歩や散策に最適です。
2.記念写真を撮影する
家族の日は11月という時期にぴったりの、ある撮影をする機会になります。
その撮影は、年賀状用の写真を家族で撮影するというものです。
年賀状の準備は11月下旬から12月の上旬ごろにされる方が多いのではないでしょうか。
11月の第3日曜日はこの準備に最適な時期です。
家族の集合写真を撮影して写真入りの年賀状を作りましょう。
写真入りの年賀状は、普段なかなか会えない人に自分や家族の近況を一目で伝えることができるものです。
お正月に年に1回の写真が届けられることによって、なかなか会えなくても身近な存在に感じてもらえることでしょう。
そして、年賀状に使った写真は毎年必ず保存して、整理しておきましょう。
毎年1回、同じ時期に記念写真を撮影することを続けると、素晴らしい家族の記録となります。
結婚して、ペットを飼って、こどもが生まれて、次男次女が生まれて家族が増えていく。
さらにその後は孫が生まれたり、こどもが独立したり、嫁いだり。
後年見返してみると定点観測の連続写真のように、何十年の歴史を振り返ることができるでしょう。
3. 家族アルバムの作成
デジタル時代の今だからこそ、手に取ることのできる家族アルバムを作成するのも素敵です。
過去の写真を選んでプリントし、持ち寄って一枚一枚にコメントを書き添えながら、家族みんなでアルバムを作りましょう。
作る過程で、家族の歴史を振り返りつつ、新たな思い出を一緒に作っていく楽しさを感じることができるでしょう。
デジタルデータが無い古い写真があったら、この機会にデジタルデータを作ることもおススメです。
フィルムカメラで撮影した写真のプリントやフィルムからデジタルデータを作り、新しくフォトブックを作りましょう。
より古い時代まで家族の歴史を振り返ることになり、一層家族の絆が深まるでしょう。
古い写真のデジタル化は、わたしたちおもいで写真デジタイズ(オモデジ)をご利用ください。
このようにして、家族の日は日常の忙しさから離れ、家族と一緒の時間をゆっくりと持つ特別な日として過ごしてはいかがでしょうか。
写真を題材にして一緒に何かを作り上げることによって、より一層家族の大切さを感じられることができるでしょう。
これらのアイディアをぜひ参考にして、家族ならではの素敵な思い出をたくさん作ってください。
家族の日が、皆さまにとって最高の日になることを願っています。