2024/05/14 09:00
紙の写真をデジタル化する方法はいくつかあります。今回は代表的な4つの方法を紹介します。
(1)スキャナーを使用する
自分で写真をデジタル化するときに、最初にあげられる方法はスキャナーを使って写真をデジタル化することです。安定して画像を取り込むことができるため、解像度やカラーバランスを調整し高品質な画像にすることができます。
スキャナーにもいろいろな種類があります。
〇フラットベッドスキャナー
最も一般的なタイプで、平らな台の上に書類や写真を置いてスキャンします。一般的に文書や写真などの平面物をスキャンするのに適しています。コピー機や複合機のイメージですね。
〇シートフィードスキャナー
自動給紙機能が付いており、複数の書類を一度にスキャンできます。大量の文書を処理するのに便利です。ページを順番に送り込んでいくので、フラットベッドスキャナーよりも効率的です。
〇ドキュメントカメラ(スタンドスキャナー・オーバーヘッドスキャナー)
書類や写真を撮影してスキャンするタイプのスキャナーで、カメラを内蔵しています。デスクライトのような形をしていて、上からカメラで撮影するものです。大きな書類や立体物をスキャンするのに適しています。
これらは、機能や性能によってさまざまな種類や価格帯で提供されていますが、家庭で使用する場合になじみ深いものは、プリンターと一体化した複合機タイプのスキャナーでしょう。エプソンやキャノンの製品でも、安価なものは1万円以内で購入することともできます。
【メリット】取り込みが安定しているため高画質になる
【デメリット】 機材を購入する必要がある
(フラッドベッド)1枚1枚スキャンする必要がある
(シートフィード)サイズを揃える・束にする必要がある
(ドキュメントカメラ)置き方や照明のあたり方によって画質が不安定になる
(2)スマートフォンやタブレットを使用する
スマートフォンやタブレットを使って写真を撮影してデジタル化することもできます。高解像度のカメラを搭載した機種を使用すると、高画質なデータ化が可能です。
紙の写真をデジタル化するためのスマートフォンアプリはいくつかあります。以下は、その中でもよく使用されるものをいくつか紹介します。
〇Google フォト(フォトスキャン)
〇Microsoft Office Lens
〇Adobe Scan
〇Scanner Pro(Apple)
例えばGoogle フォトでは、フォトスキャンアプリを使用して写真を撮影すると、簡単に歪みなどを修正することができ、デジタル化されます。デジタル化された写真は自動的にGoogle アカウントに保存され、クラウド上でバックアップされます。
Microsoft Office Lens、Adobe Scan、Scanner Proも、同じく撮影して歪みを修正、データ化できるものです。画像の保存先はそれぞれOneDriveやAdobeなどのクラウドにすることができます。アプリの選択は、スマートフォンで撮影している画像を、普段から保存しているクラウドに連携できるものにすると便利です。
アプリ利用は無料で開始できるので、初期費用もかかりません。
【メリット】スマートフォンがあれば初期費用はかからない
【デメリット】照明や影、手ぶれに気をつける必要がある
(3)写真屋さんに持ち込む
写真屋さんでも写真のデータ化サービスを提供しています。1枚何円という価格設定で少ない量でも注文することができます。また、ショップスタッフが直接受付けてくれるため、安心感もあり、専門業者としての高い品質でデータ化してくれます。
【メリット】手間をかけずに高画質なデータ化ができる
【デメリット】店舗に持ち込む必要がある・また店舗の数が減っている
(4)写真スキャンサービスサイト(ネットショップ)を利用する
わたしたち「おもいで写真デジタイズ(オモデジ)」などの、写真スキャンサービスサイトです。主に宅配便を使用して写真やアルバムなどの原版を送り、データ化して貰うというものです。
【メリット】手間をかけずに高画質なデータ化ができる
【デメリット】申込みはインターネットのみ
以上が代表的な4つの方法といえるでしょう。
データ化される方によって、感じるメリット・デメリットもそれぞれだと思います。
時間に余裕がある方は、スキャナーなど機材を購入して1枚1枚データ化することもできると思います。
時間がなかなか作れないという方や、やり方がよくわからないという方は、写真屋さんや写真スキャンサービスサイト(ネットショップ)を利用することをおすすめします。
なかでも私たち「おもいで写真デジタイズ(オモデジ)」は、インターネットで申し込む写真スキャンサービスサイトですが、できるだけお客様に簡単に利用して欲しいと考えています。
「オモデジ」が簡単な理由
〇価格設定が分かりやすい(すべての送料込みの価格・お見積りのやり取りもなし)
〇申込みはサイトからデジタル化したい枚数の商品を選ぶだけ
〇送られてきた箱に写真やアルバムを入れて送るだけ(アルバムのままでもOK)
〇あとはデータ化されて送られてくるのを待つだけ
申込はインターネットのみですが、実際にやってみるととても簡単ですので、ぜひ一度ご利用ください!