2024/05/01 09:00

写真のアルバムっていろいろありますよね。

今でこそ、デジカメの画像データはパソコンやハードディスク、クラウドに保存していますが、昔は紙の写真を保存する必要がありました。

アルバムも写真の量や整理の仕方によって選ぶものが変わるため、多くの種類がありました。

おもいで写真デジタイズ(omodeji/オモデジ)は、アルバムからもデジタル化できるので、商品の説明のなかに「フリーアルバム」「ポケットアルバム」などのアルバムがでてきます。

世代によっては「フリーアルバム」ってなに???という方もいらっしゃるかもしれません。

 

そんな方のために今回は、代表的な2種類のアルバムをご紹介します。

 

1.フリーアルバム

写真を自由(フリー)に貼り付けてページをつくるタイプのアルバムです。

写真は普及しはじめた1900年ごろ、スクラップブックのような白紙の冊子に糊で貼り付けて整理・保存されていました。この形式を受け継いでいるものです。

現在も販売されているフリーアルバムは、台紙に弱い接着剤を線状に何本も付けて、その上を透明なシートで覆うものが一般的です。

それまでは、写真の角を差し込む「コーナー」というものを台紙に貼り付けて写真を固定していました。

古いアルバムを開いたら、糊やコーナーがはがれていて写真がバラバラになっていたという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

フリーアルバムのなかには、ページ(台紙)をビスで綴じた冊子にしており、そのビスを継ぎ足すことでページを増やすことができる、というものがあります。これによって通常は10枚ぐらいの台紙を倍の20枚ぐらいまで増やすことができます。ナカバヤシさんの「フエルアルバム」が有名です。

また、フリーアルバムの多くは1辺が30㎝以上の正方形に近いものが多いのも特徴です。

1960年ごろのフリーアルバム



2.ポケットアルバム

写真を1枚ずつ差し込めるように区分けされたポケットがあるアルバムです。1ページに収められる写真の枚数は16枚などさまざまですが、2枚や3枚が一般的です。

代表的なものは、A4ぐらいの大きさでLサイズの写真が1ページに3枚入り、ちょっとしたメモが書き込めるスペースがあるもの、というとイメージが湧きやすいでしょうか?

1冊は1620ページほどで、5冊セットで250枚から300枚ぐらい入ります。専用のケースがあるものも多くあります。

また、ポケットアルバムというと欠かせない?ものが、昔写真店でフィルムの現像とプリントをしたときにサービスで貰えた、A5サイズぐらいのアルバムです。サービスで貰えたので、サービスアルバムとも呼ばれていました。お気に入りの写真を選んで整理するまでの間、この小さなポケットアルバムを使っていたと思います。40代以上の方には馴染み深いのではないでしょうか。

ポケットアルバム  

3.オモデジで注文する場合

オモデジでは、フリーアルバムからでもポケットアルバムからでもデジタル化することができます。そのまま箱に入れて送っていただいても大丈夫です。

 いろいろな種類のアルバムがあるので、どの箱に入るの?と迷ってしまうかもしれません。


 オモデジはできるだけ簡単に注文できるように箱のサイズを3種類にしました。

スモール(大) 26×19×11

・ミディアム(中) 31.4×22.1×14.1

・ラージ(大) 35㎝×35㎝×20

となっています。


以下はあくまでも目安ですが、箱のサイズ選びのご参考にしてください。

①フリーアルバムからデジタル化する場合

多くは1辺が30㎝以上の正方形に近いものが多いため、「写真・アルバム:ラージ()」をご注文ください。

箱の大きさが縦35×35×高さ20㎝のため、アルバムのまま34冊入れることができます。1,300枚までデジタル化できますので小さいポケットアルバムやバラの写真などと組み合わせて入れてください。


ポケットアルバムからデジタル化する場合

A4サイズのポケットアルバムは「写真・アルバム:ミディアム()」に入れることができます。アルバムによっては1冊しか入らないかもしれませんので、写真をアルバムから取り出して箱に入れた方が、上限の枚数までデジタル化できるのでおススメです。または「写真・アルバム:ラージ()」をご注文ください。

A5サイズのポケットアルバム(写真屋さんで貰えたサービスアルバム)は、「写真・アルバム:スモール()」に10冊ぐらい入れることができます。「スモール(小)」はデジタル化上限が300枚ですので入れ過ぎにはご注意ください。

 

3つの箱はそれぞれの上限の枚数までは同じ価格ですので、できるだけ上限いっぱいに詰めてくださいね!

 


4.アルバムはどこで買う?

デジタルカメラやスマートフォンで写真を撮るようになり、写真のプリントをしなくなって、今やアルバムは過去のものになりつつあります。

昔は近所の写真屋さんや文房具屋さん、スーパーマーケットなどに行けばすぐに買うことができたアルバムですが、今ではそのようなお店自体が少なくなってきました。

Amazonや楽天市場などのネットショップでも購入できますが、やはり実物を手に取って選びたいという方には、ビックカメラさんやヨドバシカメラさんなどの量販店や、カメラのキタムラさんなど写真の専門店などが便利です。ホームセンターでも販売しています。

そのほかには、文房具店の伊東屋さん、無印良品さんなどではオリジナルの商品を販売しています。

 

以上、2種類のアルバムについてまとめてみましたが、スタッフのおすすめは無印良品さんオリジナルのポケットアルバムです。

正確なところはわかりませんが、約30年前からほとんどデザインと仕様が変わっていないようで、ロングセラーの安心感があります。長く続いて欲しい商品ですね。